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ハードウェアのシリコンバレー 深圳(事前準備編)

はじめに

先日参加した技術勉強会で「いま、深センがアツイ(意訳)」というお話を聞いて深センに興味を持ちました。

QRコードでの決済、シェアサイクルなどそれ自体は日本でも存在しますが、いずれもそれほど浸透していないのが現実です。
それらがデファクトスタンダードになっている社会を実際に体験したいと思ったのが今回の旅行のきっかけになります。

今回の記事は事前準備です。

目次

  1.  WeChatPayを現地で使える状態に
  2.  VPNサービスの契約
  3.  国際SIMカードの購入

 

1. WeChatPayを現地で使える状態に

深センでは現金でのやり取りはほぼなく、QRコードでの決済が一般的だそうです。
コンビニ、屋台、タクシー、電車、何から何までQRコードで決済できます。
アリババが提供するアリペイやテンセントが提供するWeChatPayというアプリがデファクトスタンダードのようですが、
今回はWeChatPayを利用することにしました。

⑴アプリのダウンロード

とりあえずAppleStoreからアプリをダウンロードしましょう。

⑵クレジットカード登録

ちょっと具体的な手順はメモってなかったのですが、特につまることなくできたと思います。

⑶マネーのチャージ

これは3つの方法があります。

  1. 中国の銀行口座からチャージする
  2. WeChatPayを既に使ってる人から送金してもらう形でチャージする
  3. PocketChangeという機械でチャージする

1.は口座作るのが手間なので選択肢から除外。
2.は私の周りには使ってそうな人はいないので除外。
3.は手数料が高いみたいだし、元にしか対応してないので除外。あと成田にない。

困った。。。
が、色々調べるとtOriPayというサービスがありました。

tOriPay

上記でいうと2に該当するんでしょうか。中で実際に何が行われてるのかわかりませんが。
今回はtOriPayを使うことにし、無事チャージできました。
その時のメモは後ほど書きます。

2. 国際SIMカードの購入

レンタルWiFiは、
・高い
・重い(物理的に)
・持ち運びが面倒
・バッテリーもいちいち気にしないといけない
などのデメリットがあります。
国際SIMカードの場合そういった煩わしさから解放されるのでおすすめです。
今回はこれを使いました。
【正規日本語版】 中港7日 ( 中国 本土31省 香港 7日間 2GB データ通信 専用 プリペイド SIM カード 4G対応)中国聯通

2GBでは足りないと思って2枚購入しましたが、使い切ったとしてもクレジットカードがあればリチャージできました。なので複数枚購入する必要はありません!

3. VPNサービスの契約

普通に過ごす分には問題ないのですが、今回は仕事もあったのでネットをバンバン使う予定です。
国際SIMだけだと容量的に不安なので現地のWiFiも使おうと思いました。

が、みなさんご存知の通り、中国は情報統制社会です。
ネット規制も厳しく、Facebook、LINE、TwitterなどのSNSはおろかGoogle検索すらできません。
さすがにそれだと何かと不便なのでVPNを使ってその規制を回避する必要があります。
無料のサービスは接続が不安定だったりセキュリティ的にも不安が残るので、
今回は有料のものを使ってみました。

いろいろあるみたいですが、セカイVPNというサービスを使いました。

2ヶ月は無料なので気軽に試せますね。
PCを使う予定のある人はコネクトマネージャーというクライアントソフトをあらかじめダウンロードしておくと良いと思います。
使い方のメモはあとで書きます。

ちなみにiPhoneアプリの「VPNネコ」は現地ではほぼほぼ使い物になりませんでした。

と、これだけやっておけば中国、とりわけ深圳での生活には困らないでしょう!
つづく