自分のHerokuではなく他人のHerokuにpushするときにどういった権限・アカウントを使って実現すればいいかわからなかったので調べました。
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状況
- アプリ開発を知人と協業ですることになった
- サーバはHerokuを使うことになった
- アプリ開発は自分がするがHerokuの契約は知人のほう
やりたいこと
通常は$ heroku login
でHerokuのメールアドレスとパスワードを入力しログインしてからherokuコマンドを打っていきます。しかしながら今回は知人のherokuを使うのでメールアドレスとパスワードを教えてもらうわけにはいきません。クレジットの情報やら個人情報がダッシュボード上で閲覧できてしまうし、他のサービスでもそのID・PWの組み合わせを使い回している可能性もありますし。
なので、メールアドレスとパスワード以外の認証情報でpushしたいです。
結論、アクセストークンを発行してそれを使って$heroku login
すれば良いことがわかりました。
手順
Herokuにログイン
これらの作業はもちろん自分ではなく他人のHerokuでやってもらいます。
Herokuにログインしてもらってください。
そして右上のメニューから「アカウント設定」を押します。
Applicationタブに移動
いつくかタブがあると思うので、「Applications」を押してください。
CreateAuthorizationを押す
そのメニューの中にある「CreateAuthorization」を押してください。
トークンの発行
・Description
→なんでもOKです。なんのためのトークンなのかの説明です。
・Expire after (second)
→空で良いです。トークンの有効期限です。
以上で完了です。あとはこのトークンを使って$ heroku login
をするだけです。
念のため実際にPushするところも見ていきましょう。
実際にPushする時
ここからは自分の開発環境の話です。
heroku loginをする
→自分のメールアドレスを入力
・Password
→先ほど取得したトークンを入力
するとログインできると思います。
このようにトークンを利用すれば他人のHerokuを使う場合でもID・PWを共有してもらわなくても(そもそもダメですけどね)済みますね。